危険な彼と危ない初恋


「お母さん!私、高校は東京に行く!!!!!!!」


「どうしたの?」


「どうしても、どうしてもいきたいの!お願いお母さん!!!!!!!」


お母さんは、思いっきり泣きはらした目と私の真剣な気持ちが伝わったからか、寸なりと許してくれた。


「・・・・美羽は、もうそんな年頃になっちゃったのね・・・・・・・」


お母さんは、ちょっぴり悲しそうな表情をみせた。





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