名無しのノート
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あの後、皆に謝った。
許してくれた。
ただ、余計に心配をかけてしまい、保健室に連れていかれた。
明日、またあるのかな。
私は、心配になりあの廊下にきていた。
あったら、絶対とめる。
廊下を曲がる。
…またあった。あった、あってしまった、気が遠くなる。
ノートを開く。そこにはこう書かれていた。
返却は明日の昼休み。
止められませんよ、片瀬瑠璃香さん。
私の名前が書かれていた。絶句。
これは、私が標的?