名無しのノート
「いえ、わたしは、行きます」
「…行かない…で」
「すみません!」
わたしは、瑠璃香さんの手をふりほどいて、教室を飛び出しました。


そのころ…


ん、メール?片瀬さんからだ。

そこにはこう書かれていた。

ノートが見つかった。


なんだって?僕が書いていたノートが?

僕は、監禁された日、解放されて家についた頃、メールがきた、じいちゃんだった。

転校させる、本当に残念だ。


短い文面だった、邪魔者は、排除ですか。

片瀬さんは、何もされなかった。
小野さんはクビになった。


僕はその夜、荷物をまとめて家を出た。

今は、世の中が楽しい。

 
しかし、片瀬さんに危険が迫っている。なんとかしなくては!
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