名無しのノート
大岡の物語【上】
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里沙さんを止められなかった。
私の失敗だ。失敗。
あー、最悪だ。
間宮君にも心配をかけてしまっている。
こうなったら、私が……
そのとき、机の中に何かがあった、手紙だ、開ける。
ノートに関わるな。今は大岡里沙の番だ。関われば、大岡里沙がどうなるかは知らない。
嘘。今度は脅迫?それに里沙さんの番?どうしよう、どうしよう。
私のせいだ……………
ん?続きがある。
私は先を読み、決意した。