名無しのノート
「大丈夫?大丈夫っ!ねえ、起きてよ、起きてくれよ、里沙さん!」
「んっ」
「あっ、里沙さん、起きた?」
「……瑠……璃香…さん?」
どうやら、わたしを呼んでいたのは瑠璃香さんだったようです。
「ごめん、ごめん、あーごめん、…本当にごめん、ごめんなさい、ごめんなさい」
すると、お経を唱えるように、延々と謝罪しています。
ええっ!なんでそんなに謝ってるんですか?
「ちょっと、瑠璃香さんどういうことですか?」
「あー、みんな、私がいけないんだ、あー、ごめん、あー……」
ーバタンー
「えっ、ちょっと瑠璃香さん、瑠璃香さんっ!瑠璃香さんっっ!」
そのとき、わたしは左手にノートを握っているのに気付きました。
恐る恐る開けます、
5時間目終わり休み時間 片瀬気絶
震えが止まりません、瑠璃香さんを助けないといけないのですが、体が動きません、瑠璃香さんを助けないと、助けないと……………………………………
ーバタンー
「んっ」
「あっ、里沙さん、起きた?」
「……瑠……璃香…さん?」
どうやら、わたしを呼んでいたのは瑠璃香さんだったようです。
「ごめん、ごめん、あーごめん、…本当にごめん、ごめんなさい、ごめんなさい」
すると、お経を唱えるように、延々と謝罪しています。
ええっ!なんでそんなに謝ってるんですか?
「ちょっと、瑠璃香さんどういうことですか?」
「あー、みんな、私がいけないんだ、あー、ごめん、あー……」
ーバタンー
「えっ、ちょっと瑠璃香さん、瑠璃香さんっ!瑠璃香さんっっ!」
そのとき、わたしは左手にノートを握っているのに気付きました。
恐る恐る開けます、
5時間目終わり休み時間 片瀬気絶
震えが止まりません、瑠璃香さんを助けないといけないのですが、体が動きません、瑠璃香さんを助けないと、助けないと……………………………………
ーバタンー