名無しのノート
「私は、間宮絵理を助けられなかった、いや、見棄てたんだ」

間宮絵理とは誰でしょうか?まみや、まみや、まみや、まみや?

間宮大助さん、と何か関係が?

「どういうことだい?」
谷中さんは冷たく聞き返します。

「絵理を追い詰めたのは、私。私が…嫌いって言ったからっ!」

瑠璃香さんの顔が歪んでいます。胸に手をあて服をクシャクシャにして掴み、下を向きました。

「…私はっ!…私はっっ!」
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