あの時に。

彼と友達

次の日、またコンビニに向かった。

チョコ、チョコ~

あれ、いつも買っているチョコがない!?

でも、山下さんとお話するチャンス!

勇気を振り絞って、話しかけた。

「あ、あの…」

ドキドキ…ドキドキ

山下さんは大きな瞳で私を見た。

平常心!平常心!

「チョコ!私が買っているチョコ!売り…切れですか?」

山下さんは額を指先で軽く叩きながら何か思い出したように、ぽんっと手を叩いた。









< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop