幼なじみはs彼。



とぼとぼと。学校に向かって歩き出す。

「陽織?今日はよく俺を待たせてくれたな。」

始まったよっ!!尚斗のドsスイッチON。

「ごめん。なさい。」

「許す訳ないじゃん。お仕置きな。今日学校終わったら俺の家に来い。こなかったら、どうなるか、わかってるよな?(s笑)」


「は、はーい。」





そして、歩いて約05分。
駅に着いた。
これから電車で10分。
私たちの通ってる学校は、
私立夕蘭学園。

有名な、私立高校だ。
男女共学。
女子の制服は、いかにもお嬢様といった、
白と赤を基調とした、フリフリ。


「電車こんでるね。」

「通勤ラッシュなんじゃねーの?」

「たしかに。てゆーか、足痛いんだけど。尚採、席譲ってよ」

「いや。(s笑)」

「えーっ?」

「俺に乗るか?それならいーけど。」

「い、いいよ!けっこうです!」

「いいからいいから!」

「えーー!-!?」

ビックリする間もなく、
私は尚斗のうえに、尚斗の方向に向くようにして座ってた。
「(s笑)どうだ?俺の上の方がいいだろ?」

「いいってば!もぅ!」

周りの人がめっちゃ見てる。視線がこわいよぉ
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