海も空も
明日
あの事故から何日もたった。
あたしの傷はだんだん治ってきた。
「ねぇ、晴陏…戻ってきてよ…。」
「…怒ってる?」
「もう李潤のこと…っ……ひっ…嫌い…んっ…なの?」
涙が止まらない。
幾粒ながしても、
体の中の水分を、
涙にしても足りないよ…。
何であたしだけが
目覚めてるの…?
明日が見えない…。
毎日が水溜りだらけで
歩けない。