人貸し屋



「はぁ・・・」



「貸出期間は3日。

 3日後にアナタのもとへ

 使いの者が行きますので

 それまでに壊したり失くしたり

 思い余って返さない、

 なんてことはないように」



「はい。それは大丈夫ですけど

 ・・・お金は?」



「お金も3日後にお支払して

 頂くつもりですので・・・」



「・・・そうですか」



「では、3日後。」



そう言って奥へ入っていく女



俺は瓶を鞄にしまってから

屋敷を出た



この瓶が

俺の人生を180度

変えてしまうとも知らずに・・・
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