人貸し屋



夜はそう言って俺を主様から

引き離してしまった



「あー!俺の主様!」



「バカ戌の主じゃない。

 零は俺の主なんだよ」



「・・・私は2人の主なのですが、」



また、騒がしい日が始まる




俺はそれを楽しみにしながら

今日も主たちと過ごすんだ―。






~昼の章 完~



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