人貸し屋
☆カイリside



家に帰ってすぐに自分の部屋に入る



さっき渡された瓶をもち、

ベットに座った



「一葉が、出てくる・・・」



そんなわけない

そんな訳ないに決まってる



そんな非科学的なこと・・・



「・・・でも、開けてみても、いいな」



ゆっくりと、黄緑色の空ビンを

開けていく



「・・・・・・・・・・・・」



何も、起きない



「やっぱり嘘か・・・」



まぁ、本気で起きると

思ってはなかったけどな



当たり前だよな

逆にあったら怖いっつーの



「魁利ー、早く来なさい」



母さんが俺のことを呼ぶ



「・・・へいへい」



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