人貸し屋



「・・・とにかく、

 私の体調も悪くなるので

 あまり人がいる場所に滞在出来ない

 なので貸すことは出来ません」



レイは、無理なのか・・・

いや、諦めきれねぇし!



「じゃあ!俺が借りられるのは?」



俺は最後にその願いを言ってみた

一緒にいる最後の方法



「・・・言っている意味が

 あまりわからないのですが・・・」



レイが小さく首を傾ける

マジ可愛いー!!



「可愛いよな、レイ・・・」



「・・・・・・殺す」



また胸ぐらをつかまれた

だけど、仕方ねえじゃん!

可愛いんだし?



「・・・説明を、お願いします」



レイが苦笑いで言ってくる



< 123 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop