人貸し屋

朝陽 四

☆アサヒside



夕方になっても、レイに逢えず・・・

ってか、さっきから同じところを

ぐるぐると廻っているような・・・



縁側に座って

ため息をする



「腹も減ったし~

 明日には帰らねえといけねえし・・・」



最悪だ

もっと、もっっっっと!

レイといたい

ここにいたい



諦めるか

俺は、どんな奴でも

落としてやるんだ



「レ~イ~!」



ゴロンッと寝転がると

上から覗き込んでいる

レイがいた



「・・・うぉわ!」



「どうかしましたか?」



笑顔で、聞いてくるレイ

綺麗だし、可愛いし

もう・・・ヤバい

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