人貸し屋
「レイ、ちょっと話いいか?」
そこに入ってきた、
朝陽さん
「なんでしょうか?」
食べかけのご飯を置いて
笑顔で朝陽さんに聞く
「・・・ここに、ずっと置いてくれ」
・・・・・・?
「・・・どういう意味ですか?」
「どういう意味って・・・
そのままだよ。
この中学生や男みたいに
ここにずっと置いてほしい」
「・・・そういうことですか」
「俺、中学生じゃない!」
昼が朝陽さんに言うけど
朝陽さんは私から目を離さない
「・・・わかりました。
どんなことでもしますか?」