人貸し屋
★零 壱
★レイside
「瓶を、開けたみたいですね」
「にゃあ・・・」
膝の上にいる夜が小さく啼く
「さて・・・どれくらいの欲が
集まりますかね・・・?」
「くぅん・・・」
白い戌が庭から出てくる
「あら昼、
どこに行っていたんです?」
「きゅ~ん・・・」
「迷子に?
それは災難でしたねぇ・・・」
帰ってきた昼を軽く撫でる
「死んだ女を貸してくれ・・・
愛されてますねぇ、彼女さん」
「にゃー」
夜が身を翻して1回跳ぶと
黒猫が人間の姿に変わった
「あらら・・・
人間の姿になっちゃうんですか?」
「瓶を、開けたみたいですね」
「にゃあ・・・」
膝の上にいる夜が小さく啼く
「さて・・・どれくらいの欲が
集まりますかね・・・?」
「くぅん・・・」
白い戌が庭から出てくる
「あら昼、
どこに行っていたんです?」
「きゅ~ん・・・」
「迷子に?
それは災難でしたねぇ・・・」
帰ってきた昼を軽く撫でる
「死んだ女を貸してくれ・・・
愛されてますねぇ、彼女さん」
「にゃー」
夜が身を翻して1回跳ぶと
黒猫が人間の姿に変わった
「あらら・・・
人間の姿になっちゃうんですか?」