人貸し屋
主はくすくすと笑いながら
食事の用意を始めた
数十分で
食卓の用意が出来て
3人で机を囲む
「さて、では昼の誕生日を
祝いましょうか」
主がグラスを持ち上げて
俺達もグラスを持ち上げようとした
その時・・・
コンコン・・・!
職場のドアが、叩かれた
「・・・はぁ、困りましたね。
客が来てしまいました。
2人とも、少しだけ
ここで、待っていてください」
それだけ言うと
主はグラスを置いて
職場へと向かって行ってしまった
俺もグラスを置いて
主の後を追う
職場には主と
ランドセルを抱えた女の子が
2人ならんで立っていた