人貸し屋



するとそこにはもう、

男の子はいなかった



「・・・今回は、たくさん集まりましたね」



瓶の中には

沢山の水が入っている



「うぅ・・・

 俺も主様に抱きつきたい」



そう言って昼が抱きついてくる



「いつも抱きついてくるでしょう?

 それと・・・私は昼のモノではありません」



そう言って昼の頭をなでる

すると夜が舌打ちをして

猫の姿に戻ってしまった



「あら・・・

 夜が怒ってしまったみたいですね」



小さく微笑んで

みんなで部屋の奥に進む



次の客はどなたでしょう・・・?



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