花マル彼氏
ア然とする私。


そんな私を、家の中に案内する花園くん。




「お帰りなさいませ。惣一朗さま。」


ズラーと並んでいる人。


これって…召し使い??




今まで、TVのドラマでしか見た事がない光景。


ビツクリして動揺していた。



変な汗かいてきた……。




「さっ、柚…こっちだよ」


そう言いながら、私の手を引っ張っる花園くん。


私はただ、付いていくだけだった。


部屋は…何個あるの??


迷いそうなぐらい…ある。



これが家なの??ホテルみたい……。


私はキョロキョロ、辺りを見回していた。


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