花マル彼氏
突然、告白されて。
仕方なく付き合いだしただけで…。
今まで、花園くんを好きだなんて考えた事がない。
ドキッとする事はあるけど………!
彼を好きなのか……!!
私には分からなかった。
「じゃあね…柚。また明日!!」
授業も終わり帰ろうとしていた、私に友利が手を振る。
「バイバイ!友利また明日〜〜。」
私も教室を出て外へと向かった。
いつものように、花園くんが待っている校門へと向かった。
そして…ニコニコしながら下を向いて、私を待っている彼の姿が見えてきた。