花マル彼氏
それだけを言って。


花園くんは電話を切った。




…なに?!


どういうこと?


ここで、花園くんが働く?!



これは夢!!!悪い夢だ!




私はパニック状態。


一人、休憩室でア然としていた。




……コンコンッ−−


誰かが休憩室のドアをノックした。


「はい?」


「柚ちゃん〜ちょっといい?」


店長の声だった。


「はい…」



…ガチャ−−…


ドアを開けて、店長が入ってきた。


「柚ちゃん…今度の日曜から新しくバイトの子が入るから…いろいろ教えてあげてね!!でも…柚ちゃんが、あの花園グル………」


「……??」


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