花マル彼氏
「柚に素敵な情報があるんだよ!!」


「素敵な?情報…って?」


ポカンとしている私を見た友利が。


「だから…花園くんのことだよ」


「花園くんのことって?」


すると、友利は続きを話し始めた。



「それが…花園くんって凄いんだよ。
いつも、テストは学年トップ!運動神経バツグンだし…なんと言っても…」


「なんと言っても?」


「なんと…言っても……モテる!それからねっ柚!花園くんの親ってホテルとレストランをグループ経営している……
花園グループの社長さんなんだよ!」


「あの?花園グループ?そこまで凄いと思わなかった」


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