逆ハー天国~イケメン男子のメイド!?~


「何あったか知んねぇけど、
これ、飲め。自販のやつだけど。」


「そ・・・そんな、大丈夫です。」



やっと状況が把握できたらしい女は
ココアを受け取るのを遠慮する


受け取ろうとしない女に
すこし腹が立ち
俺はため息をつきながら
ココアの缶のフタを開ける


「いいから飲めよ。」


少しキツく言い過ぎたかなと
思ったけど

「ぁ・・・ありがとう・・・ございます。」


今度は素直に受け取ろうとした



俺は女にココアの缶を
半ば無理矢理握らせる


その時俺は
女の手がすっげー冷たいことに
びっくりした

それと同時に
こいつを守りたいと
心から思った



こんな感情久しぶりだ
< 11 / 156 >

この作品をシェア

pagetop