逆ハー天国~イケメン男子のメイド!?~
ごくんッ・・・・・・
「・・・ぉいしい・・・」
率直な感想だった
温かくて優しい味がした
「ならよかった。」
男の人が笑った
―――――――――――ドキッ
不意に男の人が隣に座った
そして優しく私を抱きしめた
いきなりのことに
普通はドキドキするのかもしれない
だけど私は
この男の人のぬくもりに安心をした
ずっとこのままでいたいと思った
なんでだろう・・・
初めて会った人なのに・・・
「ぁ!わりぃ。つい…」
そう言って男の人が
私から離れた
「とにかく・・・ココア飲めよ。
俺、帰るから。」
「・・・ぇ!?・・・ぁ、ちょ・・・」
お礼を言うまでもなく
男の人は私の元を去っていった