星のオルゴール
第一章

お互いの過去

眠りにつくと思い出すあの言葉。

「別れよう」

佐椋にとって私は遊びだったんだね。

私、町沢桃芹は中3から付き合っていた多賀佐椋と一週間前に別れた。

楽しかった日々があったからこそ、私が落ち込む期間は長いんだ。

でも、もういいや。

こんな思いをしないで済む方法を見つけたから。

恋をしない事、信じない事。
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop