執事の誇りとお嬢様への思い
今までの令嬢は心底面倒で服装ばかり気にする女の子ばかりだった。
星川柚香は今までの鬱陶しい相手とは違っていた。
『髪に葉っぱがついてますよ。
木登りするなら服装わきまえてください』
「何それいちいちイラつくわね」
『少しは黙っていたらどうですかお転婆柚香様。
僕はあなたのためを思っていっていることをお忘れなきよう』
「お転婆いうな」
『山猿と野生児よりはましでしょう。
柚香様ともかく木登りよりも面白い遊びをしたいのですが工具と廃材と汚れてもいい服に着替えて初めて会っていた木の下に来てください』
二人が何かをしようとしている。
零人はかなり考え方が幅広く遊びもレベルが高いので二人はこの時から仲良くなる。




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