オレカノ!


戻ってみると
如月さんの回りには
人だかりが・・・・・・



「あの女の子やべー」

「全国一位だって」

「あんなスコアみたことねー」



なんだ?
なんでこんな人だかりが


すると如月さんが
俺に気付いたのか

「あ!やっと帰ってきたー」

嬉しそうに俺のそばに来た


「待ってられなくて、さきにやっちゃったよー」


なんだこの人だかり・・・
俺はこの人だかりのほうが気になる



「この人だかりは何?」


そう如月さんは
俺に聞いてきたが
俺のほうが知りたい

そしてその人だかりの
目が如月さんに
集まってる理由もかなり気になる



なんかやったのか?


とりあえず
その人だかりを抜け出した


「次はー」


「UFOキャッチャーでもやらない?」

迷ってる如月さんに
俺が提案した


「いいよー♪」


すごく楽しそうだ



俺は如月さんに
カッコいいところを
みせようと思った

普通の人よりは
UFOキャッチャーが上手い自信があったからだ







そう考えたのが間違えだったとは知らずに――――――
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