二人の笑顔
東京に出てきてまず
美鈴がしたことは 住む家と仕事さがしだった。
アパートはすぐ見つかったが 仕事はなかなかみつからず 途方にくれていると町で男性に声をかけられた男性は風俗のスカウトで風俗で働かないかと 言って名刺を美鈴に渡して去っていった。
美鈴も馬鹿ではないので。風俗が なにをするとこかしっていたが アパートを借りたり一人暮しに必要の物を買いそろえたら 家を出るときにもってきたお金がほとんど残ってなかった。
美鈴は深く考えずに名刺に連絡して その次の日からヘルスで働き始めた。
仕事内容は本番はなしで口でのサービスとスマタと呼ばれる 擬似本番行為で男性客を喜ばせて 一時間で9千円で だいだい 半日で3万円ほどもらえた。
しかし 美鈴はきがついていなかった。
プロ意識や目的も無く 深く考えずに安易にこの世界に入った 美鈴の体と心を蝕んでいった。
ゆっくりと少しづつ 確実に。
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