俺様王子と天然なお姫様

蓮side


俺達が教室に向かい歩きはじめるとまた女子達が、


「「「キャーー!!蓮様と楓様ょー!!」」」


と騒ぎはじめた。まぢうるせぇし、うぜーし…はぁ。


教室に着いて俺が席に着くと隣の席の女が挨拶してきた。


「初めまして。私、南 優那っていいます。よろしくね(ニコ」


『あぁ。俺は櫻井蓮。よろしく。」


すると女は「ぅん♪♪よろしくね(ニコ」と言ってきた。


どうせ、こいつも俺の家柄と容姿だけなんだろうな。とこの時の俺は思っていた。


まさか、この時こいつとの出会いで俺の人生が変わるとはこの時思いもしなかった。

< 16 / 34 >

この作品をシェア

pagetop