Star*Sky


「ねぇ、蒼井くん。私に何の恨みがあるのかしら?」

すました顔をして歩く蒼井空の腕を掴み、睨みをきかせて強い口調で聞く

「恨みなんてないよ?むしろ興味しかない。あ、あと空でいいよ」

一瞬驚いた顔を見せるが、すぐにいつものポーカーフェイスにもどり、淡々と言い返される

「じゃ、空くん。なんで私のことを見下すのよ」

「だから、それは由奈の勘違い。」

「なんで呼び捨てにすんのよ」

「お友達でしょ?」

だめだ…どんどんコイツのペースにのまれてく…!
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