新撰組は恋の香り―後編―
「何しに来たんどすか?茶化しに来たなら帰っておくんなし!」
ついこう言ったらみんなの口がポカーンと開いた。
「お前は、染まりやすいやつだとは思ってたけどこんなにも早いとはな。ひっ。」
酔っ払ったらしい土方さんがカッコ良く言った。
まあ、最後ので台無しだけど。
「 そねえなことありんせん!
わっちはただ頑張って皆のために役に立とうとしただけでありんす!」
はっと、口を押さえ。
やっちゃったぁー。と、苦虫をかんだ。
「ふっ。」土方さんは鼻で笑いまたお酒を飲み始めた。
「あーあ。土方さん完全に酔ってますねぇ。」
「副長はお酒に弱い。しょうがないだろ?総司。」
「おい!斎藤!俺は弱くねぇー。あと、総司!俺は酔ってね、、、ぐー。」
土方さんは話してる途中で寝てしまった。
「土方さん?」