クリスマス&お正月
「ね、しるふちゃん」
ああ、きっと高校の時からこういう構造だったんだな、
と思いながら弘毅と亜紀、海斗の三人を見つめていると
沙希が隣から話しかけてくる
「海斗ってさ、かなり淡泊じゃない?なんで3年も付き合ってこれたのか、姉として結構疑問なのよね。教えてくれる?」
姉貴、と海斗の少し険のある声がすぐさま横から飛ぶ
「だって、気になるじゃない。海斗だよ?良くも悪くもマイペースを崩さない海斗だよ?」
あんた過去にあまりに淡泊すぎて振られたの忘れたわけじゃないでしょう?
「私もそれ聞きたーい」
さっきまで弘毅と言い合っていた亜紀がここぞ、とばかりに反応する
お前が少し黙ってろよ
海斗が眉を寄せながら亜紀に言う
「なんで、か…」
沙希の質問にテーブルのは端を見つめながら考える
思い出すのは、この3年間
ああ、きっと高校の時からこういう構造だったんだな、
と思いながら弘毅と亜紀、海斗の三人を見つめていると
沙希が隣から話しかけてくる
「海斗ってさ、かなり淡泊じゃない?なんで3年も付き合ってこれたのか、姉として結構疑問なのよね。教えてくれる?」
姉貴、と海斗の少し険のある声がすぐさま横から飛ぶ
「だって、気になるじゃない。海斗だよ?良くも悪くもマイペースを崩さない海斗だよ?」
あんた過去にあまりに淡泊すぎて振られたの忘れたわけじゃないでしょう?
「私もそれ聞きたーい」
さっきまで弘毅と言い合っていた亜紀がここぞ、とばかりに反応する
お前が少し黙ってろよ
海斗が眉を寄せながら亜紀に言う
「なんで、か…」
沙希の質問にテーブルのは端を見つめながら考える
思い出すのは、この3年間