クリスマス&お正月
「ねえ、紗雪さんって誰?」
先ほどの海斗の言葉に疑問を持っていたらしい沙希が目ざとく尋ねてくる
「しるふの姉さん」
応えたのは海斗だ
「ええ!?あんたしるふちゃんのご家族と面識あんの!?実はすごい進んでる、二人?」
うれしさよりも驚きの方が大きいようだ
「そんなわけないだろう。しるふの失言の結果だ」
「失言とは失礼な。ちゃんとお願いしたじゃない」
「紗雪さんにうまいこと乗せられた結果だろう」
「待って待って、そうやって二人だけで会話しないで。ねえ、そのしるふちゃんのご家族とは結構会ってるの?」
ついでにうまくいってたりする?
「クリスマスも行ってきましたよ」
そう告げたのは、笑顔のしるふだ
「クリスマスも!?……、海斗、あんたって何気にちゃっかりしてる男よね」
我が弟ながら尊敬するわ
感嘆というよりはあきれ交じりの口調だ
先ほどの海斗の言葉に疑問を持っていたらしい沙希が目ざとく尋ねてくる
「しるふの姉さん」
応えたのは海斗だ
「ええ!?あんたしるふちゃんのご家族と面識あんの!?実はすごい進んでる、二人?」
うれしさよりも驚きの方が大きいようだ
「そんなわけないだろう。しるふの失言の結果だ」
「失言とは失礼な。ちゃんとお願いしたじゃない」
「紗雪さんにうまいこと乗せられた結果だろう」
「待って待って、そうやって二人だけで会話しないで。ねえ、そのしるふちゃんのご家族とは結構会ってるの?」
ついでにうまくいってたりする?
「クリスマスも行ってきましたよ」
そう告げたのは、笑顔のしるふだ
「クリスマスも!?……、海斗、あんたって何気にちゃっかりしてる男よね」
我が弟ながら尊敬するわ
感嘆というよりはあきれ交じりの口調だ