旦那様は御曹司!? 上

「でも、それはおまえにもいえる。お前も親父さんと同じ病気なんだぞ?」

「俺は若いだろ?もう助からない。病気の進行が早すぎる。」

視界がゆがむのがわかった。

あたし…もう無理だよ。気づかない振りなんて…できない。


「優華?」

斗真の声が聞こえたけどあたしは、その会話が聞こえたテーブルに向かっていた。
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