旦那様は御曹司!? 上

「俺だったら…幸せだ。」

和樹さん…

つっーと、あたしの頬を涙がこぼれ落ちる。

「…まあ、他人の俺がいうことじゃないけどさ…。」


苦笑しつつ、再びあたしの手を握ってくれた。

その様子を見ていた賢のお母さんは、涙をハンカチで拭い、あたしたちに声をかけてきた。
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