旦那様は御曹司!? 上

「…優華。落ち着いて聞けよ?」

黙ったままのあたしにむかって、斗真が言った。


「…賢さんを失って、優華がどれほどつらいか、俺にはわかることはできない。それはたぶん、優華しか…分からないだろうし。」


「でもな、賢さんがいなくなって、優華の未来が…なくなる訳じゃないんだよ。」
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