旦那様は御曹司!? 上

「それだけは…わかってて。俺は優華のことが好きだってこと。…じゃあな。また、連絡してよ?」


あたしの背中を軽く押し、車から降ろすと、斗真は少しほほえみ、走り去った。

…〝あたしの未来〟

斗真の言うとおりだ。

あのとき賢は、あたしのほほえんでくれた。
頑張れっていう、メッセージだったんじゃないかな…
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