旦那様は御曹司!? 上

しばらくの沈黙の後、和樹さんが答えた。

「…覚えてる。」

「…でも…和樹さん、変わりませんね。」

少し顔が赤くなる。

恥ずかしい。でも、気持ち伝えるチャンスなんて、そうそうない。


勇気を振り絞る。

「あ、あたしは!前のような、和樹さんがいいんです」
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