旦那様は御曹司!? 上

和樹さんが呆れ顔であたしをみる。

「あのワインはうちにある中でも、かなりアルコールが強い。」


「そ、そうなんですか?」

「ああ。元々貰い物だったから、いつ捨てるか、もしくは人にあげるか…って考えてた時に、おまえが飲んだってわけだ。」


そんな…あたし、なにやってるんだろ。

「俺だって、あんなの飲んだら溺れちまう。」
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