旦那様は御曹司!? 上

「どうしたんです?」

「あ…いや、なんでもない。」


そう言うと、和樹さんはあたしの腕をつかんだままタクシーを呼んだ。


やがてタクシーが来ると、和樹さんはあたしをそこに押し入れた。

「ちょ!和樹さん!?」

『すみません、○○ホテルまで、こいつを連れていってください。』
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