無口なシャイだーりんっ!
私たちは今から二ヶ月前に付き合い始めた。
告白をしたのはもちろん 私。
私があの人に恋をしたのは
入学当時のあの出来事からなんだー・・・。
「「いらっしゃいませー。」」
高校に持ってくお菓子昨日買い忘れて
舞美(まみ)ちゃんにもらっちゃったから
お返ししなきゃなぁ。
まみちゃん何が好きだっけー?
んー・・・。
チョコ買ってこぉ♪
あー でもやっぱりー・・・
んー!迷うっ!
「んー・・・。どうしよっ」
ってか今何時・・・??
自分の腕につけている時計の針を見る。
えーっとー?
8時25分かぁ・・・。
まだ選んでよーっと♪
ん?・・・って!
えええぇぇぇぇえ!?
8時25分!?
やっばやっばっ!!
あと五分で遅刻するうぅぅう!
私は何も買い物せず勢いよくコンビニを出た。
急げーっ!!!
私は前も見ず無我夢中に走る。
ッぷっぷー!!
「・・・え?」
私の視界にトラックが大きく映る。
頭が真っ白になって
足がすくんで動けない・・・。
私・・・このまま死ぬの・・・??
ぎゅっ!!
「・・・へぇ!?」
体が宙に浮く。
そのまま私の視界は真っ暗な世界になった。