恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
「忍先輩…!」
「ラテアートの練習してたのね。さすが上達が早いわけだわ」
ふわりと花のように可憐に笑う先輩を見ると、私の心まであったかくなる。
「あなた達は本当に頑張り屋さんね~」
部長会に行っていた先輩がプリント類を机に置きながら言う。
……ん?『あなた達』って?
私の疑問に思う視線に気付いたのか、先輩は「あぁ」と言って笑った。
「さっき教室の前を通ったらまだ純ちゃんも残ってたのよ。
いつになく真面目な顔で何かやってたから、あのコも頑張ってるんだなと思ってね」
「そうなんですか…!」
赤坂くんもこんな時間まで?
今日はクラスの出し物の準備はないはずだし、何やってるんだろ…。
「ラテアートの練習してたのね。さすが上達が早いわけだわ」
ふわりと花のように可憐に笑う先輩を見ると、私の心まであったかくなる。
「あなた達は本当に頑張り屋さんね~」
部長会に行っていた先輩がプリント類を机に置きながら言う。
……ん?『あなた達』って?
私の疑問に思う視線に気付いたのか、先輩は「あぁ」と言って笑った。
「さっき教室の前を通ったらまだ純ちゃんも残ってたのよ。
いつになく真面目な顔で何かやってたから、あのコも頑張ってるんだなと思ってね」
「そうなんですか…!」
赤坂くんもこんな時間まで?
今日はクラスの出し物の準備はないはずだし、何やってるんだろ…。