恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
「先生…何ですかコレ?」
「生徒からもらったお菓子の入ってた箱だ。再利用するなんて優しいだろ」
やっぱり……って問題はそこじゃなくて!
怪しげにその箱を見る私に、先生は勿体振るようにまた一口コーヒーを飲んでからこう言った。
「その箱のどっちかに、告白を成功させるために必要な“あるモノ”が入ってる。
当てられたらその方法を教えてやるよ」
「えぇっ!?さっきは好きな人教えたら教えてくれるって…!」
「気が変わった。相手が武藤だって言うから、あんなケツの青い一年ボーズに負けたかと思うと悔しくてね」
負けた…?
っていうか、先生都合良すぎじゃない!?
眉間にシワを寄せて見上げると、先生は余裕の笑みを浮かべていた。
「さぁ、どっちを選ぶ?」
*小さなハートが散りばめられたピンク色の箱
→次のページへGo!
*茶色とベージュのチェック柄のシンプルな箱
→92ページへJump!
「生徒からもらったお菓子の入ってた箱だ。再利用するなんて優しいだろ」
やっぱり……って問題はそこじゃなくて!
怪しげにその箱を見る私に、先生は勿体振るようにまた一口コーヒーを飲んでからこう言った。
「その箱のどっちかに、告白を成功させるために必要な“あるモノ”が入ってる。
当てられたらその方法を教えてやるよ」
「えぇっ!?さっきは好きな人教えたら教えてくれるって…!」
「気が変わった。相手が武藤だって言うから、あんなケツの青い一年ボーズに負けたかと思うと悔しくてね」
負けた…?
っていうか、先生都合良すぎじゃない!?
眉間にシワを寄せて見上げると、先生は余裕の笑みを浮かべていた。
「さぁ、どっちを選ぶ?」
*小さなハートが散りばめられたピンク色の箱
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*茶色とベージュのチェック柄のシンプルな箱
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