日比谷家の日常♪【2】
俺・私だけ見てろよな・見ててよね
「彼方くん、手……痛いっ!」
(ドサッ!!)
彼方は里羽をベッドに押し付けた。
「ちょっ……彼方く………っ……んっ………」
彼方は里羽にベロチューをした。
「ふっ………ん…………」
「……ねぇ…………」
「……ぇ……?」
「里羽は絶対に渡さねぇ…!!」
彼方くん・・・?
「里羽……兄キに惚れるなよ……。俺だけに惚れてろっ……!!」
(ドキッ!!)
彼方くん………私は彼方くんにそんなに大切にされてるんだね……。
里羽は彼方をギュッと抱きしめた。
「彼方くんも……私だけ見てよねっ……!!」
里羽・・・。
「当たり前だっ・・・!!」