続・君へ

「ハァー」

「蓮ため息し過ぎ」

そんなこと言われても噂はどんどん大きくなってくし………

「蓮!」

この声は!?

「空!!」

うちの大好きな人であり彼氏です!

「昨日のぶり返したりしてない?」

「平気!」

平気って言って笑ってるから大丈夫なんだと思うけど……

「じゃあなんでこんな時間に学校来たの?」

そう、今は昼休み。教室で雪とご飯食べて訳で………

って雪!?

雪空のこと嫌いであからさまに避けてたよね.
今は平気なの?

そーと、前にいる雪を見てみる。

ひぃ!
おもいっきり睨んでるよ…
空気づいてないし…


「空、先生に学校来たこと伝えた?」

「あー、そういやーまだだな。ちょっと行って来るわ」

ふぅー。

恐る恐る

「ゆ、雪?」

「あ゙」

「ひぃ!」

かなりのご立腹でいらしゃる。

「まったくなんで来るかな来なくていいのに」


「まった言ってる~」

まさかこの声は、、、

「あ゙?直也今来たら殴られても文句言えないぞ!」

「おお怖-w-w」

直也今はだめだって

「直也今回はちょっと……」

「大丈夫大丈夫。蓮、俺に任せといて。俺は蓮のナイトなんだから」

こんな時によく冗談言えるよー

「ふざけないで、今回……」

「さぁ、雪そろそろ落ち着いた?」

「ばかにするな!」

始まった今日二度目の雪対直也
まったく仲のよろしいことで…

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