続・君へ


*雪*

「蓮が好きだ」

教室に入ろうとしたら、聞こえてしまったんだ。

ガタッ

壁にもたれて涙を流す


「ウッ…ッ……」

わかってたことなんだ。直也が蓮を好きなのはでも、どうしても直也を諦めることができなかった

「うちじゃ、だめなの…」

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