続・君へ
~昨日~
部屋で明日の用意をしてると直也からメールが来た。
『蓮はまだ空が好きなの?』
えっ!
しばらく考えてから返事を打つ
『好きだよ』
返事はすぐに来た
『ほんとに?』
わからない。でも、空が哀しむのは嫌だから
『うん』
しばらくたってから
『蓮を見てるともう空のことを好きじゃないように思う。ほんとに好きなの?ただ、離れるのが嫌だから一緒に居るんじゃなくて?』
違う。うちは空が好きだから一緒にいたいって思うんだ。
《ほんとに?》
心の声が問いかけてくる。
《ほんとに好きなの?》
わからない。わからないよー
うちは空が好きじゃないのかな?
結局直也には返事ができなかった。
でも、その時から決意してたんだ。
もう空と別れるって…