続・君へ

青空に…


ここどこだろー?

周りを見渡したす……


屋上……


いっぱい思い出が詰まってる屋上。


ガチャ


空?

雪も、直也まで。

どうしてここにいるんだろ?

「この場所は俺らにとってすごく大切な場所だな」

「ああ」

「うん」

みんな空を見上げる。

うちも見る。広くて大きいこの青空を…

「俺この空好きだ。蓮みたいだから」

空。うちは空と別れてるとき悲しくなったらいつも空を見上げてたよ。そうすれば、悲しくなくなったから。

「俺も好き」

直也。

「蓮はいつも空を見上げてた。だから、空を見てると蓮を思い出すのかな?」

雪。

みんなうちはここにいるよ!

ねぇ気づいて!!

ごめん、やっぱりまだいきたい。空と雪、直也の側で生きたかったよ。

《やっと自分の想いに気付いたんだね?》

気づいたけどもう遅いよね

《まだ間に合うよ。よく耳を澄ましてごらん?もう聞こえてるはずだよ?》

蓮生きろ!

俺と一緒に生きてくれ。

空?

《聞こえたでしょ?ほら速くいってあげな?》

うん!ありがとう


空今行くね…


そしてうちは………

< 48 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop