続・君へ
*蓮*
「空……、どうしてここにいるの?」
「病室にいなかったから探した。雪が蓮のことだから空が見れる場所にいるはずって言ったから急いでここに来た」
そっか。
うちが今いる場所は病院の屋上
つくづく屋上って場所には縁があるみたい
なんて考えてたら、
「蓮、さよならってどうゆう意味だよ」
「そのままの意味だよ」
うちは電話を終えたら、空達から離れようとしてた。もう二度と会わないように
「俺が、行かせるわけねーだろ?」
「空…」
「そうだよ。やっと目覚ましたのに、どうして何処かへ行こうとするの?うちのこと嫌いになった?」
「そんなことないよ。大好きな親友だと思ってるよ。今でも」
「だったら、離れて行かないでよ」
「でも………」
もうここにいないない方がいい
「俺らのためにいなくなるつもりじゃないだろうな?もしそうなら、それはお前が逃げてるだけだ」
逃げる?違う……
うちは、ただ
「お前にいて欲しいんだ」
「そうだよ。蓮にいて欲しいんだ」
「そばにいろ」
「うん…、ありがとう」
空、これから一緒にいてもいいの?
空のこと好きでいていいの?
「蓮好きだよ。ずっと一緒にいてくれる?」
「うん!!」
ありがとう。みんな……
ごめんね。これからもよろしくね!