虹の見える向こう側


雄志と付き合ってたときから、何も変わってない。


「寒いじゃない。」


何もしようとしない彼に抗議の声を上げる。


いやなことを思い出してしまった。


あの頃の記憶なんていらない。


辛いのは、もう十分。

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